【Pega】Lock and Rollでバージョニングを行う
やりたいこと
- PegaのApplicationと、Applicationを構成しているRule Setをバージョニングする
- 古いバージョンのRule Setはロックして編集できないようにする
Pegaのバージョニングの考え方
Pegaのバージョンは下の図のように、3つの数字で表される。
- Major Version → プロダクトに対して大きなアップデートが入るリリース時などに更新
- Minor Version → プロダクトに対して機能追加などの小規模なアップデートが入ったときなどに更新
- Patch Version → バグ対応などをしたときに更新
例) SampleApp : 01-01-01 → SampleApp : 01-02-01 → SampleApp : 01-02-02 → SampleApp : 02-01-01
みたいな感じで、変更とともにバージョンをあげていく。
RuleSetのバージョニングのベストプラクティスは以下。
- 最新のバージョン以外はロックしておく
- 最新のバージョンのみで開発を行う
- 一度ロックされたRuleSetのロックを解かない
- すべてのRuleがCheck-outされていない状態で、ロックを行う
実行方法
① Configure > Application > Structure > RuleSet Stuck からアプリケーションが持つRuleSetのリストを開く
② Lock and Rollを押下する
③開いたウィザードで、以下の設定を行う
- Lock → ロックするRuleSetを選択する
- Password → ロックを解除するときのパスワードを設定
- Roll → バージョンを上げるRuleSetを選択する
- Roll to Version → バージョンを上げたときの数字を設定
- Description → 適当に設定
- Roll to Version → アプリケーションのバージョンを上げた時の数字を設定
これをRunすることで、
- Applicationをバージョンアップ(01-01-03→01-01-04)
- RuleSetをバージョンアップ(01-01-02→01-01-03)
- 古いRuleSetのバージョンをロック(01-01-02)
ができる。
実行環境
Pega Platform 8.3.0 Personal Edition
参考にしたページ
How to use the Lock and Roll feature for managing RuleSet Versions | Pega
おわり~